CLOTHING
New Brand
『 LES LESTON 』
久木元 亨氏が1986年に設立したシャツ専業ブランド。
過去にはジバンシィのシャツアトリエに在籍、一時期はTIE YOUR TIEのシャツもこのLES LESTONが手掛けていたり、、
シンプルに実力派です。
ビスポークにより究極のシャツを追い求めてきた妥協なきシャツメーカー。
この洗練感。
写真だけでも伝わりますよね。
「白いゴールド」と呼ばれるGIZA COTTON特有とろみのある光沢感。
120/2と細番手のハリ感もプラスされてなんとなくクリアーでアーバンな雰囲気。
インポートのシャツ専業メーカーに見慣れた目には、どこかモダンな雰囲気も感じるんです。
ニュアンス程度に。
ナポリシャツとはまた違ったアプローチになります。
先日紹介したLe Yucca'sのシューズなんかと少しファッション寄りに着たい。
洗いざらしで、タックアウトで崩して着たり。
パンツの太さとか合わせるアイテムによってバランスは取らなきゃですが、
この抜け感が気分です。
もちろんタックインが正統、プレス入れてタイドアップできる本格シャツである事はしっかりと伝えておきます。
身頃と袖の縫い目がズレているマニカスポスタータと呼ばれる腕振りをよくする仕様や、高いアームホールの位置、
ザンパテグリアートと呼ばれるボタンを着脱しやすくするためのボタン付け法なんかを見ると、ナポリシャツにベースがあるようにも見える。
バックヨークの細かなギャザーにサイドシームの細巻き縫い、超細ピッチで走らせたミシンステッチ、、、
これはシャツ好きも満足できますね。
GIZA COTTONを使用したホワイトシャツとブルーのロンドンストライプの2型展開。
詳しくは店頭でご覧下さい。
追記)完売しました。ありがとうございました。
Le Yucca's
「オーセンティックモダン」をコンセプトに掲げるシューズブランド『Le Yucca's』。
まず靴自体にオーラがあります。
デザイナーは村瀬由香さんという日本人シューデザイナー。
この人が本当に凄い。今回はこの人に会うためにパリまで行きました。
本物の靴オタクで本物のデザイナー。プロです。
まず、ビスポークで足の悪い方に靴を作った時の話を聞かせてもらいましたが、
感動して、本当にこの人の靴が履きたいと心から思いました。
最終的に「ビスポークはお金持ちの遊びよ」って締めの言葉を言った時にはもう完全にファンになっていました。
ブランド説明や経歴など、もうそこはあえて書きませんが、この人じゃなきゃ絶対作れない靴のプロダクトです。
Le Yucca'sの靴はイタリアの超老舗名門ファクトリー「エンツォボナフェ」で全て熟練職人のハンドメイドで作られていますが、
マッケイはもちろんノルベジェーゼ、ボロネーゼ、ハンドソーンウェルテッドなど、
靴によって様々な製法を駆使できるイタリアでもトップクラスの技術を誇る超実力派です。
つまり、ボナフェのクラシックでオーセンティックな高い技術力と、有名ブランドでデザイナーを務めてきたデザイナーとしての感性、
そしてこの人の人間性が合わさってこのプロダクトが唯一無二な存在となっている訳です。
履き心地は言うまでもありません。
着用画像を見てもらうと分かりますが、土踏まずと甲部分のフィットとシェイプ。
既製靴でこの攻めたシェイプはなかなかありません。
マッケイ製法と相まって足馴染みも最高。一日履いただけで馴染むし、ずっと履いていても疲れない。
デザイナーが女性という点もこの靴の魅力です。
全体的に曲線的。
セクシーさやエレガントさみたいな女性しか気付けない男の格好良さみたいなモノを感じます。
ヒールの高さなんかもパリ的ですよね。
いつものリーバイススタイルが激変します。
使用するレザーや製法も全てが一級品、でもただのクラシックでオーセンティックな風貌ではない。
この「オーセンティックモダン」の要素が今まさに欲していたモノです。
今回メンズは2型。
・Y18711
・Y18911
マテリアルはどちらもドイツのカールフローデンバーグ社より、
「本物のボックスカーフ。」
シューホーンが付属します。
箱に記された「FATTE A MANO」の言葉も良いですね。
レディースも入荷してます。
店頭へどうぞ。
Amish Pants
アメリカよりAmish Pants入荷。
「Amish」については前回入荷時の記事で詳しく書いてるのでそちらをご覧下さい。
前回同様、デニム生地を使ったタイプがBlueとBlackの2色展開。
そして今回生地載せ替えで新しく、P.C.Twillが2色入荷しました。
ポリコットンツイル、いわゆるRED KAPとかに使われてるチーピーなワークウェア生地。
オールドスラックスみたいに深い股上、太めの渡り幅から裾にかけて緩やかにテーパーする綺麗なライン。
ウエストからお尻にかけてはダーツでシルエットを整えてあって、綺麗さもありながら
ペインターパンツみたいにスケールポケットがついていたり。
このアンバランス感、未完成感、コレがアーミッシュらしさであり魅力でもある。
アメリカっぽい。
サイズ展開もあります。
是非一度お試し下さい。
Full Hand
このサルトは普段はスミズーラ(ビスポーク)オンリーの本チャンサルト。
日本に名前も知れておらず、今まで既製服を作ったことありません。
6人の少数精鋭の工房で、お客様一人のために丸縫い(全行程手縫い)で作る事を信仰とする
本物のサルトリア。
今回、そのサルトに1からオーダーをかけて既製ジャケットを作ってもらいました。
特別なDeSoto Modelです。
既製ジャケットとはいえ、作りはスミズーラ同様、全行程が手縫いです。
生地ですが、
イタリアのヴィンテージ生地屋で調達したイメージ通りのヴィンテージファブリック。
生地端にまだ耳がつく前の年代のファブリックで、シルクとリネン混。おそらく。
クラシックです。
ボディーはシェイプを効かせずボックス寄りなシルエットに設定しながら、
肩周りはナポリの丸縫いジャケットらしさを残した高めの位置に設定。
これにより腕の可動域も抜群です。
ゴージラインは下げ気味のワイドラペル。
3つのポケットは全てスリット入りのパッチポケット。
バックスタイルはノーフォークジャケット仕様のデザインに。
なかなか吊るしで買えないクオリティとデザインかと思います。
プライスですが、安くはないけど絶対安いです。
丸縫いでこの価格は無いので。
ナポリには日本に名の知れていないサルトリアが数多く存在しています。
昨今のナポリジャケットブームはあまりに片寄りすぎてる気もします。
名前の知れたサルトが素晴らしいのは間違いありませんが、他にも技術力に長けたサルトがあります。
注文が集中し、長く待たされるサルトでオーダーするのも一つの特別感ですが、
本質的な楽しみとしては他にも選択肢があるものです。
ナポリのサルトについては「COLUMN」の方でも少し書こうと思います。
ひとまず、店頭で現物を見てみてください。
少量生産なので気になるかたはお早めにどうぞ。
追記)完売しました。ありがとうございました。
aging
メンズ商品いろいろと入荷が予定通りに進まずお待たせしております。
ナポリの手縫いジャケットは連絡待ち。新たな情報が入り次第またお知らせいたします。
楽しみにお待ち頂いているお客様方は、今しばらくお待ちを。
最近、シャツはリネンシャツばかり着ています。
画像のブラックリネンはMONTESAROの手縫いシャツ。
私物で一年間着用したモノですが、やっぱリネンは着込んでクタクタにした方が雰囲気出ます。
まさにエイジング。シワが良い。男の顔と一緒。
多分着すぎて襟が擦り切れてもなおカッコ良いんだと思います。
このラフさと高級感のコントラストは "手縫いシャツ" という点が要。
肌に直接一枚で、力を抜いてシャラーンと着て下さい。
パンツはジャストサイズのノーベルトかタックアウト。
気になる方はお早めに。
