CLOTHING

「オーセンティックモダン」をコンセプトに掲げるシューズブランド『Le Yucca's』。
すごいでしょ。靴自体にオーラがありますよね。
実はこのブランドの靴にはずっと前から惹かれていたんだけど、その頃はDeSotoで取り扱うという事には考えが直結していなかったんです。
扱える自信がなかったと言った方が近いかな。
この「オーセンティックモダン」という言葉を理解できる力量がなかった。当時は。
どちらかというとオーセンティックなモノばかりを追い求めてましたからね。
で、今やっとバシーっときたんです。コレしかないって。
デザイナーは村瀬由香さんという日本人シューデザイナーなんだけど、
この人が本当に凄い。この人に会うためにパリまで行ったけど、正解でしたね。
本物の靴オタクだと思いました。本物のデザイナーだとも。
すごくチャーミングでビューティフルな方だからオタクとか言ったら怒られそうだけど、良い意味で。
コレがプロってやつだなって。
ビスポークで足の悪い方に靴を作った時の話を聞かせてもらったんだけど、
その時は感動して本当に涙が出そうだった。心が本当に綺麗なんですよ。
最終的に「ビスポークはお金持ちの遊びよ」って締めの言葉を言った時にはもう完全にファンになってましたね。笑
ブランド説明とか経歴とか、もうあえてそこは書きませんが、この人じゃなきゃ絶対作れない靴だと思います。
この熱量を言葉で表現するのはかなり難しい。
Le Yucca'sの靴はイタリアの超老舗名門ファクトリー「エンツォボナフェ」で全て熟練職人のハンドメイドで作られているんだけど、
このエンツォボナフェ、マッケイはもちろんノルベジェーゼ、ボロネーゼ、ハンドソーンウェルテッドなど、
靴によって様々な製法を駆使できるイタリアでもトップクラスの技術を誇る超実力派。
つまり、ボナフェのクラシックでオーセンティックな高い技術力と、有名ブランドでデザイナーを務めてきたデザイナーとしての感性、
そしてこの人の人間性が合わさってこの靴が生まれてるって訳です。
履き心地は言うまでもないですよね。
着用画像見てもらったら分かるけど、土踏まずと甲部分のフィットが凄いでしょ?
既製靴でなかなかこのえぐれたフォルムはないですよ。
マッケイと相まって足馴染みも最高。一日履いただけで馴染む。
デザイナーが女性という点もこの靴の魅力でしょう。
全体的に曲線的。
セクシーさやエレガントさみたいな女性しか気付けない男の格好良さみたいなモノを感じますね。
ヒールの高さなんかもグラマラスな感じ。
いつものリーバイススタイルが激変しますよ。本当に。
使用するレザーや製法も全てが一級品で、でもただのクラシックでオーセンティックな雰囲気ではない。
この「オーセンティックモダン」は今まさに欲していたモノ。
このクオリティの靴がこのプライスで買えるのも嬉しいですね。
メンズは2型。
・Y18711
・Y18911
マテリアルはどちらもドイツのカールフローデンバーグ社より、
「本物のボックスカーフ。」
シューホーンがついていたり、箱から何からカッコ良い。
箱に記された「FATTE A MANO」の言葉も好きですね。
レディースも入荷してます。
後日きちんと紹介します。
とりあえずサイズなくなる前に店頭へ。