CLOTHING
contemporary art.
Men's 秋冬、一発目はSpecial Itemから。
ブランドとしては去年立ち上がったばかりの新鋭ブランドで、日本初上陸。
新鋭ブランドとはいえ、もともとイタリアで60年の歴史を持つ高品質なニットファクトリー。
主にフランスやイタリアのメゾンブランドの生産を行う一流ファクトリーで、
錚々たるクライアントの名前に、高い品質への信頼が伺えます。
このイタリアの老舗ファクトリーの技術力と背景を生かしカシミア、シルクカシミアを主に高品質なニットを生産しています。
ファクトリーの現CEOの娘であるMARIAとパートナーのFRANCESCOはアート学校出身の新鋭デザイナー。
現代美術のアートワークや多様な文化、
ウエスタン、オリエンタルカルチャー、
多様な要素をコンテンポラリーに解釈しデザインに反映させているわけですが、
移り変わるファッションとも距離を保つ。
そういう立ち位置で生まれるデザインは、もはやアート作品とも言える佇まいです。
生まれながらにニット工場が遊び場であったMARIAの幼少期は糸を熟知するのにも十分な環境であったと。
素材の選定までもが「デザイン」だという事を思わせます。
少し余談ですが、
あの「バウハウス」の教師として知られる、モホリ・ナジ が「タッチトレーニング」と題して、触れる事で
「質感(テクスチャー)」というデザインのもう一つの次元を深化させる事を教えようとしました。
「テクスチャーが表面的なデザインに与える影響」。
今、まさに思うはこのような事。
質感(テクスチャー)= 素材。
つまりはクラシックの本質でもある訳です。
ビスポークスーツやビスポークシューズなんかも
いくら作りが良くても素材が良くなければ決して良いモノにはなり得ないし
素材が良くても怠惰なデザインや作り込みでは類同なのです。
避けては通れない感覚ではないでしょうか。
デザイン・アート・クラシック・モダン・哲学、ありとあらゆる要素が渦巻くこの世界は、
1ジャンルを完璧に知った気になったくらいでは理解には及ばないようです。
余談終了。
襟の強度を持たせる目的でショールカラー部分のみナイロン糸が数パーセントのみ混紡してありますが
ボディは実質カシミア100%。
それでこの分量を使っていますからね。
価格もスペシャルになってくる訳ですが、そこはファクトリー。
安いです。
ここが請け負っているクライアントだと一桁違ってくるような世界なので。
店頭でご覧ください。
¥172,000 +tax
Thank you SOLD
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LEVI'S
LEVI'S VINTAGE CLOTHING 501シリーズ、
今季も入荷しております。
今回から各モデル共通して変更点があります。
一つは生産国がUSAではなくなったこと。
そしてデニム生地がコーンミルズ社のモノから、日本製デニムへと変更になったこと。
この2つはなかなか大きな変更点です。
今までこのシリーズの「モノ」に対して魅力を感じていた方々からすると、
その魅力の部分が失われたとも言える程の出来事かもしれません。
ただ、これは数年前から業界の間では予想されていた事ですし、
このレーベル自体がなくなるのではとも言われていたので、さほど驚きはなかったです。
むしろこのような事が起きることは想定できていたので、
早い段階から今後のジーパンのあり方やどういう観点でジーパンをチョイスしていくのか
という事は考えていました。
今回の501シリーズは前作とは別物として楽しみたいと思っています。
このLEVI'S VINTAGE CLOTHING チームが
世界各国の生地から最善としてチョイスした日本のカイハラデニムを使った501が
どんな顔になっていくのか。シンプルに楽しみたい。
もはや生産国でモノの良し悪しが判断できるような時代ではないし、
ヴィンテージの501が間違いなくカッコ良い事や、
ホワイトオークの生地の色落ちが素晴らしい事、
深く理解した上でなお、今回のデニムを試せるような柔軟性があったら良いですね。
皆が知っている事をいつまでも追う事にセンスを感じなくなったし、
そういうことはもう自分を新たに導いてくれる何かにはならない事も理解しています。
そして、デニム生地の供給元がフラットになったことで、よりシンプルにシルエットや形で提案しやすくなりました。
今回紹介するのは501XX 1937's モデル。
個人的に一番履きやすい形です。
股上が深くて腰骨の上でしっかり履ける。
シルエットも太めでオンスも薄すぎずちょうど良い。
是非、店頭で試してみて下さい。
501XX 1937's Model : ¥28,000+tax
Le Yucca's - Ladies' -
レディースにも今回スペシャルモデルが届いております。
新しいラスト Bowie/D を仕様したGhillie Shoes。
完璧!という言葉以外見つからない仕上がり。
ヒールなのに履き心地は抜群に良いし、5cmヒールはバランスが良くてエレガント。
インナーをレッドカラーにしたのも正解でした。
私個人はヒールが苦手。でも大人になるにつれいろんなシーンに必要な靴を求めるようになってきた。
このヒールは全くもってヒールを履いている感覚が無い。
それ以上に背筋が伸びてなんだか自分が格好良く見えてくる。
Le Yucca's の靴に出会って、靴の大事さを改めて感じることができました。
是非、この感動をみなさまにも感じてもらいたい。
メンテナンスをすれば長く愛用して頂ける靴です。
by Yukari Inomata
8月店休日
1日(木)
7日(水)
21日(水)
22日(木)
28日(水)
お盆期間の8月13日(火),14日(水),15日(木)の3日間は、
11:00~16:00 の短縮営業となります。
14日は久しぶりに水曜日をOPENしますので
普段来なれない方も是非お待ちしております!
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Le Yucca's
沢山のお問い合わせを頂きありがとうございます。
特にY18911のレースアップブーツのお問い合わせを多く頂いておりますが、
こちらのモデルの今回の再入荷分は全て完売致しました。
またの機会にどうぞ。
Y18911レースアップブーツ以外では、今回2型をメンズにご用意しております。
一つはデザイナー曰く、とにかくダサいワラビーを作りたかったと言っていたY31519。
あえて肉厚なクードゥーのスウェードを使う事で、4枚の革が重なるモカシン縫い部分は、野暮ったさを感じるほどの太いU字。
短くカットされ綺麗に毛足の揃ったスウェードの上品な質感と、
丸コバ仕上げのマッケイ製法とで、野暮ったいんだけど洗練されている大人なワラビー。
他にこんなワラビーはありませんね。
グレーベージュの上品なカラーリングともすごくマッチしてます。
もう一つはロックなジョッパー。
M.JaggerやD.Bowieがステージ上でヒール付きを履いていた70'sあたりのロックシーンにインスパイアして
木型から製作されたY23114。
コンサバティブになりやすいメンズのジョッパーもロックなインスピレーションから生まれる木型と
クラシックではないカッティングで、ちゃんとファッションできるジョッパー。
ヒールの斜めのカッティングであったり、トゥの絶妙な角度、シェイプ、美しいです。
是非、店頭でお試し下さい。
Le Yucca's 、Ladie'sも別注モデル入荷してます。
後日紹介致します。
Arrived.
届きました。楽しみにしていたイタリアシャツ。
8月の頭に放出予定でしたが、予想以上に税関もスムーズに通過してきたので前倒しでご紹介しています。
DeSotoではイタリアシャツといえばナポリのMONTESAROを展開しておりましたが、
今回はさらに南西部のカラブリア地方にあるシャツ専業メーカーのモノ。
ナポリシャツのように手縫いを駆使した柔らかな着心地のシャツです。
生地端をきれーいに走る細やかなピッチのミシンステッチと手縫い箇所の温かみ。
このバランス感です。
形はクラシックスタイルのプルオーバー。
織りムラ、ネップ感のあるコットンリネン素材と全てが良い塩梅にマッチングしてます。
今時期だと一枚でサラッと。
カラーはイエローとグレーの2色展開。
詳しくは店頭で。
Price : ¥38,800+tax