CLOTHING
HARRY MUNDY
今季からの新規取り扱い、「 HARRY MUNDY 」が届きました。
これは完全に玄人向けのお洋服。
最初にブランド説明をしておきます。
創業者のハリー・マンディはサヴィル・ロウの名門 "チトルバラ & モーガンのマスターカッターである
あのジョー・モーガンのもとで修行を積みました。
その後、ヴィヴィアン・ウエストウッドにてメンズウェアのデザインマネージャーを務め、
2023年にビスポークの仕立て屋としてHARRY MUNDYをオープンさせました。
ハリーのデザイン焦点は、時代を超越したタイムレスなスタイルを提供することを目指しており、
英国内にある世界有数の紡績工場や小規模でインデペンデントなミルやマーチャントから独占的に調達している
真に美しいテキスタイルによって生産されます。
クロージングはロンドン内の小さなアトリエですべて手作り。
熟練職人の手による技術と費やした時間は、各作品の寿命と価値を保証します。
ハンドメイドによって生まれる価値あるクロージングは永く愛されるべきモノであり、
本当の意味でサスティナブルな衣服の一つであるという事も重要なポイントです。
そのような価値あるクロージングを少数の選ばれた顧客に販売していくことを目指しています。
ビスポークビジネスを基盤としていることもあり、仕上がったクロージングは完全に仕立て服のオーラを纏っています。
本質を見極めながら、沢山の洋服を見てきた方であれば、この雰囲気を感じ取っていただけるはずです。
今回、DeSotoがオーダーしたのは英国の伝統的なホースライディングベストをベースとしたモノ。
可動域を確保するための深いアームホールや大きめのフロントポケットなど伝統を踏襲しながら、
フロントのジップ、短く設定された着丈、グログランテープによるバインディングなど、
所謂ウエストコートのような品のある仕上がりになっています。
クラシック枠内で、デザイナーなりのアヴァンギャルドが表現されています。
そして今回選んだファブリックはMagee のドネガルツイード。
Mageeは北アイルランドにあるドネガルにて1866年に創業した現在5世代目のドネガルツイードの本家。
少数の職人が当時と同じ旧織機によって手織りで作る本物のドネガルツイードは、綾が深く野性味のある質感表現であること、
そして代名詞であるランダムなカラーネップが自然に織り込まれた仕上がりが魅力です。
Mageeの中でもMagee Errigalという一番ウエイトのある(620~670g)ファブリックをチョイスしましたので、
ズシっとモノとして安心感のある仕上がりになりました。
プライス、、、、高いです。
それでも作りたい、提案したいと思える何か特別な価値を見出しています。
是非ご体感ください。
Price : ¥220,000+tax
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