CLOTHING

・INFINITY HOLE TOTE ¥135,000+TAX
・BICORNE CLUTCH ¥ 78,000+TAX
・ARMOR ¥ 12,000+TAX
CHCCHI DE ROSSI。
CECCHI DE ROSSIはイタリア、フィレンツェから車で30分程の山と緑が深いペーシャという土地に山を所有し、ワイナリーを経営する一族。
その一族の中の1人、TOMMASO CECCHI DE ROSSIがこのブランドのデザイナー。
彼のアトリエは一族が所有するその山の一角に存在します。
タンナーのスペシャリストとして世界的に有名なGUIDI社もこのエリアにアトリエを持っていたりなど、
革産業に携わる人の中では知られた土地です。
このCECCHI DE ROSSIが使うレザーは、ブランド用に特注した植物天然鞣しを施したバッファローのバケッタレザーがベース。
それに、一族で生産するワインを主原料にした国際特許の染色「ペレヴィーノ・トリートメント」により染められます。
毎シーズン展開する色目によって、赤・白・ロゼを使い分けて染料を作っているんだそう。
バック自体の製法がまた変わっていて、
靴のLASTみたいに木型を作ってそれに合わせて革を曲げながら形成する
”モールド製法"という伝統的な技術を使って成型。
これが、皮を濡らして伸ばして曲げては乾かし、の一連の作業の繰り返しなので、手間と時間はもちろん、特別な技術がないとできないんだとか。
ちなみにこの製法、今ではイタリアとタイの極一部の限られた地域でくらいしかできないそうです。
そんな製法なので、原型自体に縫製が一切存在しません。
このモールド製法はその製造工程で革本来の持つ油分も飛んでいくらしいのですが、
さっき染色方法のところで書いたペレヴィーノ・トリートメントが名前からも察せるように、
トリートメントしてくれる。
つまりワイン原料のタンニンが作用して、染色しながら再び鞣している事になる。
この染色方法と成型が非常に理にかなったプロダクトになっているのです。
個体ごとの独特な染色ムラもこのブランドの味わいになっています。
アートピースのような感覚で捉えてもらえるとよさそうですね。
他にも、収納用の保存バッグの完成度も高い。
ZIP部分はイタリアの"LAMPO"を使用していたり、ブランドタグに使用する紙でさえ
専業ブランドに別注したハンドメイド紙。
全てが全て手作業なので、決して安くはありませんが、良いモノですよ。
トートバッグ・コンパクトバッグ・ピルケースなど、色々と入荷してますので、
是非店頭で実物をご覧下さい。