COLUMN

2020-02-23 13:06:00
Cigar.

機械化が進みオートメーションで生産されるマシンメイドの葉巻とは違い、
トルセドール(葉巻職人)が一本一本、丁寧に手作業で巻いた
俗にプレミアムシガーと呼ばれるモノには、ただの嗜好品という枠には収まらない価値があります。
ビスポークテーラーや靴職人が作り出す所謂ハンドメイド品と同じ魅力があると。
人の手で作られるモノだからこその不完全さや暖かみ、ばらつきと言ってしまえばそれまでですが、
一本一本に個性がある。
同じ銘柄を吸えば毎度同じ味がする訳ではなかったり、保存状態や吸い方でも味が変化する。
自分のその時の心の状態でも感じ方は変わるはずです。
葉巻を十分に楽しむためには知識と経験値も大事なんだけど、
感受性を豊かに無限の想像力を働かせ、自分にしか味わえない一本にする。

一本を小一時間かけてゆっくりとした時間を過ごしながら、何かインスピレーションが起こることもあるし、
1秒1秒、姿を変化させながら消えてゆく煙の形に造形美を感じることもある。
もちろんシンプルに味わいも楽しみます。
素晴らしい世界です。


とはいえ、葉巻の一般的なイメージは払拭したいですよね。
成金感というかゴットファーザー感というか。
毛嫌いしている人はこの辺のイメージが邪魔しているところもあると思います。
自然にライフスタイルに取り入れたいし、もっとセンス良いモノに昇華したい。
好きなファッションに身を包んで、好きなデザイナーの椅子に腰掛け、
お気に入りのカップでコーヒーと一緒に。
ジョルジュジューブのアッシュトレイなんかに置けたら最高だな。とかとか。
シガーもモダンに楽しむ事でセンスが生まれるかもしれません。

ちなみに画像のシガーは、ARTURO FUENTEのドンカルロスシリーズでアイ オブ ザ シャークというモノ。
ドンカルロス生誕80周年を記念してリリースされたプライベートブレンド版で
シガーアフィショナード誌のランキングで1位を獲得したことで入手が難しくなった銘柄。
価格もプレミア価格になっています。

その下のBOOKはアーヴィングペン。吸殻だってアートになるんだぜ。ってね。

それではこの辺で。

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